パリのオルセー美術館の改装の期間を利用して
東京・国立新美術館にオルセーの絵画115点が出品されている。
そのうちモネ、セザンヌ、ゴッホの名作60点が初来日と聞き
日帰りで上京した。
サルコジ大統領の
「これらの絵画がまとめてフランスを離れることは二度とない」
という旨いキャンペーンに惹きつけられました!
こなた日本のトップの方も魅力的なキャッチコピーで
わが国の芸術や日本酒を世界にアピールして欲しいものですね。
ポスト印象派の作品が多数出品されていたのですが
私のお気に入りはゴッホの「星降る夜」
町の明かりと夜空の星が川面に移り
腕を組んだ恋人達を優しく包んでいる
宇宙全体がひとつになって
希望や愛情や優しさを見守ってくれているようです。
この絵は 日本の浮世絵に影響をうけているといわれている。
こんな幸せな絵を画いていたゴッホが自らの命を絶ったとは・・・
涙が出てしまいました。
それから今回初めて見て感動をうけたのが
シャヴァンヌの「貧しき漁夫」
「内面への眼差し」というコーナーの作品です。
全体にグレイのトーンで妻を亡くした貧しい漁夫が
子供たちが生きていく為に船に乗り漁に出ようとしている。
その表情には悲しみが満ち溢れ
沖の海の色はグレイ 希望のない乾いた苦しみ・絶望に
圧倒された。